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【プロフィールで差をつける】転職サイトでスカウトメールを受けるコツ

今回は転職サイトでスカウトメールを受けるコツです。皆さんも転職を考えたときに、転職サイトにプロフィール(履歴書・職務経歴書)を掲載すると思います。

もちろんそれはエントリーするときに自分を知ってもらうという大事なツールとなるかと思いますが、もしあなたが企業から直接スカウト(もっと言えばヘッドハンティング)を受けることができれば、それはもしかしたらあなたにとってすごく良い縁になるかもしれません。

今回は転職サイトに登録した際に、企業に声をかけてもらうコツについてご紹介したいと思います

目次

まずは相手を知る

ではスカウトを受けるにあたって、まず考えておきたいことがあります。

それはその企業の採用担当者の気持ちになることです。

あなたがもしその行きたい企業の人事の人だとして、スカウトのメールを出さないといけないとしたら、どのように行うでしょう。

まず求人サイトの利用を開始します。

そのサイトでアカウントを作り、ログインをします。

そして欲しい人材の特性を検索します。

ここで大事なステップが出てきました。

はい、「検索」です!

この検索が非常に重要です。皆さんも何か調べごとがあるときに、GoogleやYahooといった検索エンジンを使い、検索をしないでしょうか?

同じことを人事も行います。では一般的にどのような検索を行うのでしょうか。

検索でよく使われる(見られる)項目

ではよく検索で使う項目を見ていきましょう。ただし検索項目はそのサイトによって異なるので、あくまでも一般的なものでご紹介します。

経験値の検索

まずは経験値の検索です。例えば、営業職の採用であれば、「営業経験歴○年以上」といった検索です。このようなプロフィールの入力がある転職サイトでは必ず全ての経験を洗い出し、適切にその業務の経験期間を入力してください。

ここでは、この全ての経験を洗い出し、適切にその業務の経験期間を入力することが大切になってきます。例えば「法人営業」の経験と「個人向け営業」の経験があるにもかかわらず、「法人営業」の経験しか入力をしなかったとしたら、それはせっかくの重要なあなたのセールスポイントが、届くべき人に届いていないことになってしまいます。

また「個人向け営業」で検索している人も、もしかしたら同時に「法人営業」の経験もある人が欲しいと思っているかもしれません。そんなときに何かのミスで片方しか入力していなければ、それは検索を行っている人事担当者にあなたの魅力が届きません。

また入力時は適切に行ってください。例えば営業経験が2年しかないのに、「3年以上」と入力するのは絶対に良くないです。嘘は必ずばれます。自分の経歴は絶対に間違いのないように入力を行ってください。

スキルの検索

次はスキルの検索です。よくあるのが、語学に関するものです。語学のスキル(例えば英語)であれば、「ネイティブレベル」「ビジネスレベル」「日常会話レベル」といった分け方がよくされます。

またもう少し客観的な見方で「TOEICの点数」もあります。会社によってはTOEICのスコアが昇進やそもそもの内定を得るために必要なケースもあります。したがって正確なTOEICのスコアを掲載しておくことも非常に重要となってきます。

ただしTOEICのスコアが重要視されない企業もあります。それは外資系の企業です。外資系の企業でTOEICのスコアはまず要求されません。その代わりに、採用面接の段階で英語の面接もあり、それで英語力が見られます。

TOEICの点数が900点を超えていても英語が話せない人もいますので、あくまでもTOEICのスコアは参考程度にしかなりませんが、日系の会社で英語での採用活動がまだ確立されていない会社さんでは、いまだにTOEICの点数は採用で重要となってきます。

キーワード検索

最後にキーワード検索です。実はここが一番ライバルと差がつくところといっても過言ではないかと思います。

多くの転職サイトではフリースタイルで自由に経歴を記入できる箇所を用意しています。ここで書いた言葉というのを検索で引っかけにいったりします。

イメージとしては、インターネットの世界で言うSEO対策のようなものでもあります。ブログやWebsiteを持っている人であれば必ず聞いたことのある言葉だと思います。SEO対策とは検索エンジンに自身のブログやホームページを、検索者に見つけてアクセスしてもらうための対策のことを言います。

全く同じことが転職サイトでも言えます。このインターネットの世界のSEO対策、つまりはどのようなキーワードで検索者(この場合採用担当者)が検索をしているかということを意識することで、あなたのプロフィールへのアクセスは格段に増えてきます。

スカウトは内定(オファー)ではない

最後になりますが、必ず意識しておいたいただきたいことがあります。それはスカウトは内定(オファー)ではないということです。

このスカウトは、あくまでも書類選考を通ったといった程度の意味合いしかありません。つまり面接では普通にあなたのスキルセットや内面が見られます。

スカウトが来たからと言って、横柄な態度で面接に行ってしまうと、なかなかうまくいかないケースがあります。しかし逆に言うと、スカウトが来たと言うことは、面接を丁寧にまた相手に敬意を払って行うことで、内定に大きく近づくことになるでしょう。

採用担当者はスカウトを出した時点で、あなたのスキルはそのポジションに合っていると見てくるケースが多いです。そのため、あとは内面(ソフトスキル)で会社へのフィット感をアピールすることができればオファーは多くのケースで出されます。

ぜひスカウトからの縁を大事にして内定を勝ち取ってください。

 

スカウトに関しては以下のブログも併せてお読みください。Wantedlyでスカウトを受けるためのコツや、実際にあった良かったスカウトと悪かったスカウトを紹介しています。