高評価でイチ押し GCIエンダウメントで積立投資を開始

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以前のブログで、朝日Nvestグローバルバリュー株オープンの解約を決めたというお話をさせていただきました。

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少し投資枠があいたので、何に投資しようかなと考えていたのですが、今後は「GCI エンダウメントファンド(成長型)」にすることにしました。今回はこの投資信託に決めた理由を少しご紹介したいと思います。

 

 

ハーバード大学も行っているエンダウメント投資を活用

当ブログでは、ご紹介をさせていただいたことがあるのですが、このGCIエンダウメントファンドというのは、海外ではスタンダードのエンダウメント投資という考え方がベースにあります。

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ファンドアナリストが解説!長期の資産形成を可能にする「エンダウメント戦略」とは? | 特集 | 楽天証券」をご覧いただきますと、エンダウメント投資に関して、以下のような紹介がございます。

エンダウメントとは、寄付金によって設立された米国の名門大学の財団、基金のことです。GCIエンダウメントファンド(成長型)、GCIエンダウメントファンド(安定型)は、このエンダウメントの運用において大学基金が実践してきた投資手法やスタイルを模範とし、長期のグローバル分散投資を目指します。具体的には、新興国を含む国内外の株式と債券、さらにリートにも投資を行い、エンダウメント運用で積極的に活用されているオルタナティブ戦略も取り入れます。 

 

米国では、大学の基金というのは、基本的には寄付で成り立っており、つまりは返済の義務がないお金ということになります。返済の義務がないということは、すぐに換金をする(キャッシュにする)必要がないということですので、長期的な運用を行うことができます。

 

日本では、大学が行うお金の運用というと、デリバティブを使って、多額の損失が出たというニュースを聞くことがあります。しかしアメリカでは、投機的な運用というよりは、より着実な資産形成という観点で、大学の運営に必要なお金というものをねん出しています。

 

(以下は参考記事ですが、日本の大学がデリバティブを不用意に使ったために、多額の損失を出したという記事になります)

media.yucasee.jp

 

米国では、株式や債券、オルタナティブ投資を活用し、長期的な分散投資を目指しています。「米国名門大学の資産運用が注目を集めている理由 | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン」によりますと、2015年のハーバード大学の資産分配(アロケーション)は、以下のようになります。

ハーバード大学基金の2015年のアロケーションを見てみると、

米国株11%、
海外株11%、
新興市場株11%、
PEファンド 18%、
天然資源11%、
不動産12%、
絶対収益型ヘッジファンド14%、
債券10%

このように我々も参考にしたくなるような運用を行っています。

 

GCIエンダウメントファンド(成長型)とは

では、今回採用したGCIエンダウメントファンド(成長型)というファンドについて見ていきたいと思います。こちらは、モーニングスターが選ぶ2017年「モーニングスターアワード・ファンド オブ ザ イヤー2017バランス(成長)型 部門」で、最優秀ファンド賞を受賞しました。

(参考記事「<最優秀ファンド賞>GCIエンダウメントファンド(成長型)、米大学基金の運用に学ぶ一歩進んだ分散投資| モーニングスター」)

 

その中で、通常の株式や債券に加えて、オルタナティブ資産を投資対象としているのが、当ファンドの大きな魅力です。我々、一般投資家がヘッジファンドといったオルタナティブ資産に投資をしようとすると、コストの面や投資額の面から難しいケースがあります。

 

しかしながら、当ファンドに投資することで、こういったオルタナティブ投資のリターンや分散効果も一気に享受してしまうことができます。上の記事では、運用者の山内氏が、当ファンドに関して紹介をしております。

「GCIエンダウメントファンド」は、オルタナティブファンドを資産の3分の1ほど組み入れ、資産全体の変動率を抑えている。1年間のリスク水準の目安を8%とする「成長型」と、同5%の「安定型」がある。「成長型」は、現役世代の資産運用、または、積み立て投資の対象商品に相応しいと考える。「安定型」は、リスクを抑えることによって、投資期間がより短い5年-10年程度に対応することを意図している。

 

また2016年にマーケットをにぎわせたBrexit(英国のEU離脱)の時に関しては、こちらのファンドならではの方法で利益をあげました。

クオンツ運用によるシステマティック・マクロ戦略を使っている。人間の投資判断を一切排除しているため、たとえば、2016年6月のBrexit(英国のEU離脱)の折には、ポンド/円でショートポジションを取って1日で12%の利益を出すなど、一般的な人間の行動とは異なる投資行動をとることがある。年金や銀行といった機関投資家の資産運用に提供しているが、株式や債券などの伝統的な金融資産とは異なる運用成績を残すファンドとして評価していただいている。 

 

こういった投資手法というのは、インデックスファンドではもちろんできないですし、アクティブファンドであっても、株式や債券といった伝統資産のロングオンリーだけではできません。分散投資という意味でも、1つこういった従来の投資法とは異なるファンドを持っておくことは、重要だと思います。

 

低い運用コスト

ヘッジファンドだと利益の20%がコストとして持っていかれるという話がよくあります。ヘッジファンドでなくても、アクティブファンドはコストが高くなることが一般的です。

 

しかしこのGCIさんのファンドは運用コストも低く抑えられています。先ほどの「<最優秀ファンド賞>GCIエンダウメントファンド(成長型)、米大学基金の運用に学ぶ一歩進んだ分散投資| モーニングスター」では、運用者の山内氏のコストに関するコメントが載せられています。

信託報酬等の手数料水準は抑えた。運用は、ファンド・オブ・ファンズ形式で行っているが、信託報酬は年0.65%で、運用資産残高が500億円を超えると0.55%になる。組み入れているファンドのコストも考慮したトータル運用コストは年1.2%程度にしている。

 

1.2%程度という運用コストは、非常に低いと思います。特に、以前の朝日Nvestグローバルバリュー株オープンの信託報酬が、1.94%程度であったことを考えると、こちらの方が魅力的なことがお分かりいただけます。

 

当ブログでも何度かご紹介させていただいていますように、コストに関してはなるべく抑えるというのがベースにあります。そういった意味でも、このGCIエンダウメントファンドは、良いファンドだと考えています。

 

実際の運用パフォーマンスは?

以下は、「モーニングスター」さんのデータになります。以前持っていた朝日Nvestグローバルバリュー株オープンと比較をしてみたいと思います。GCIさんのファンドのデータが1年分しかないため、1年での比較とします。

 

朝日Nvest グローバルバリュー株オープン

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GCI エンダウメントファンド(成長型)

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トータルリターン、標準偏差ともに、GCI エンダウメントファンド(成長型)が上回っていることがご覧いただけます。そのため、シャープレシオもGCI エンダウメントファンド(成長型)が良い数値になっています。

 

もちろん今後もこのパフォーマンスが続くということではありません。また運用期間がそれほど長くないということも気にはなります。しかし、それを踏まえた上でも、魅力的なファンドだと思います。

 

(シャープレシオについて復習されたい方は以下の記事をご覧ください)

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終わりに

ファンドを入れ替えるのは非常に勇気がいりますが、しばらくはこのGCIエンダウメントファンドで投資を行っていきたいと思います。もしこのファンドにご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、以下の動画や書籍を購入することをおすすめします。

 

大事なお金を預けるファンドマネージャーです。アクティブファンドですので、運用者がどういった考えをお持ちなのかということを知るのは非常に重要です。信頼できるファンドマネージャーかどうかを見極めることによって、万が一ファンドのパフォーマンスが落ち込んだ時でも、平常心でいられるか決まってきます。

 


GCIアセット・マネジメント

 

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資産運用を始めたばかりの方にぜひ読んでいただきたい記事をまとめました。まずはいろいろ基礎から学びたいという方はこちらをご覧ください。

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資産運用をより深く勉強されたい方にぜひ読んでいただきたい書籍です。初心者の方から投資経験の長い方まで、誰が読んでも満足できると思う本をまとめました。

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ポートフォリオのリスク管理に関して、まとめました。なぜリバランスが大事か、あえてファンドを購入することがリスクの低下につながるか、このあたりの話が書いてあります。

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