今回は久しぶりに動画の紹介です。最近見た動画の中ではとてもクオリティが高く、一般の投資家にとっても参考になる内容だと思ったので、紹介いたします。
今年に入って、金融市場は大荒れの様相となってきました。
コロナウィルス(COVID-19)の影響により実体経済の成長が鈍化するのではとの見方が広がり、リスクオフの動きが強まりました。
最新の感染情報は「Johns Hopkins University(JHU)」のページより
NYダウは30000ドルを目指していたところから、一時18000ドル近辺まで短期間で急落しました。2020年4月5日時点では、一時のパニック売りは一旦は落ち着いたように見えていますが、また二番底をつけにいくのではとの懸念が高まっております。
そんな中、今行うべき資産運用として、個人投資家がぜひ知っておきたい情報がこちらのYoutube動画「【コロナ相場展望4/1 PM6】『金融工学の天才』が語る今からの投資戦術とは?inシンガポール」に出ていたので、ご紹介します。
目次
ホリーさんって何者なんだ
ここで出てきたホリーさんですが、こちらの「投資一族のブログ」を運営されている方ですね。一言で言えば、デリバティブのプロです。
いわゆる金融工学を駆使して行う商品のプロ中のプロです。
上のブログを見ると、ホリーさんのあげているYoutube動画が出ており、そこにはお名前が出ているのですが、上の動画ではホリーさんとなっているので、ここでもホリーさんで通したいと思います。
ちなみにこちらの及川圭哉さんもFX投資家としては非常に著名な方で「ガチ速FX 27分で256万を稼いだ“鬼デイトレ”」という本も出されています。おそらく個人投資家の方の多くは、及川さんのほうが馴染みがあるかと思います。
今行うべき資産運用はこれだ!
さて、ではここからは上の動画で紹介されていた資産運用について簡単に紹介したいと思います。簡単にするのは、あくまでも動画を見て欲しいからです。
実際にプロの人の言葉で考えてもらいたいと思うので、ここではサマリー形式で進めたいと思います。
米国株を購入
まず第一に買うべきはアメリカ株ということ。いわゆる金融緩和で、お金を刷りまくっているので、やはりそれにのるべきだということです。
知っている会社に投資
米国株を購入しようとするときに、いろいろ調べると、聞いたことのないような会社がたくさんあると思います。でもそういう知らない会社ではなくて、誰もが知っている会社に投資すべきだと言うことです。
ちなみに動画では、「オールドエコノミー」株を強く推奨していました。
オールドエコノミーとは
ニューエコノミーの対立概念です。
IT技術がもたらす新しい時代を「ニューエコノミー」と呼ぶのに対して、従来の経済や産業を「オールドエコノミー」とんでいる。旧態依然とした経営の企業を指すこともあります。出展:auカブコム証券 https://kabu.com/glossary/1204870_3151.html
Buy and Hold
一旦買ったら、ひたすら放置です。「Buy and Hold」「Buy and Never Sell」の方針で、とにかく株価の動向に一喜一憂しないということです。
資産運用は、あくまでも短期でお金持ちになるというものではないです。何十年という単位で、資産を増やしていくのです。
CEOの名前を知らないような会社
これは意外と面白いなと思いました。アマゾン(Amazon)と言えば、ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)、テスラ(Tesla)と言えば、イーロン・マスク(Elon Musk)といった形でCEOが有名な会社もあります。
日本で言えば、ソフトバンクは、孫正義さんと出てきやすいと思います。
しかしここで提唱されているのは、こういう会社ではなくCEOの名前がぱっと出てこないような会社であるべきとのことです。
つまりいい会社であれば、誰が経営しても利益を出せるので、CEOの名前がそこまで有名になる必要がないとのことです。
ちなみに動画では、名前も出して銘柄の紹介もありました。
投資信託で買うのであれば
「投資信託でこのマーケットの流れに乗るのであれば」ということでおすすめがされていたのが、
eMAXIS Slim S&P500
です。これはだいたいの証券会社で買うことができます。
私も積立NISAでこれに積み立てています。
個人的にも長期で見た場合これはおすすめだと思っています!
今は投資をやめるときではなく、加速させるとき
これは私のメッセージでもありますが、最近株が大きく下がって、損失(含み損)が出てきてしまっている人もいると思います。
もう証券会社にログインもしたくない、そんな気持ちにもなるかもしれません。
しかし、この動画で非常に重要なことを言っていました。
株が大暴落して経済が大ピンチだってところで、米国も日本も(お金を)刷ると言ってるんだから、今度はそこの恩恵を受けましょうねというのが結論
過去にはアベノミクスといった金融緩和がありました。
そして日本株は大きく上がりました。
もちろん日本でさらなる大胆な金融緩和があるかは分かりませんが、世界的には金融緩和への動きが強まってきています。
ただしこの株の下落がいつまで続くかも分かりません。あくまでも無理なく少しずつ投資を行っていきましょう。
ポイントは投資をやめないことです。
追記:ホリーさんの動画第二弾です。
ホリーさんの動画第二弾が出ております。今回は特に債券市場や金融機関の膿、「ソフトバンクより東京三菱UFJの動向を気にすべき理由」の話はとても勉強になるかと思います。