悩んだ末に、朝日Nvestグローバルバリュー株オープンを解約することにしました

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今回は久しぶりに運用に関してです。以前に「おすすめファンドを掲載。私が実際に買っている投資信託を一挙ご紹介!」という記事で、私が実際に投資しているファンドを全て公開させていただきました。

 

その中で、8.6%の資産を振り分けていたのが、「朝日Nvestグローバルバリュー株オープン 」というファンドです。

 

こちらはアクティブファンドの中では非常に優秀と言われ、いわゆる割安株を購入して運用していくというバリュー株投資のファンドになります。「朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(愛称:Avest-E(エーベスト・イー))」に、以下の運用方法が紹介されています。

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優良ファンドだと思うのですが、今回は以下の理由から、徐々に解約をすることにしました。

 

 

パフォーマンスの低下

まずはパフォーマンスの低下が1つ目の理由です。「2018年3月末時点での運用レポート」を見ると、パフォーマンスが紹介されています。

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設定来で見ると+439%と驚異的なパフォーマンスを見せている一方で、6か月前ほどからは参考指数であるのMSCI All Country World Index ex Japan(ドルベース)を下回っています。

 

あまり短期的なパフォーマンスは見ないので、正直このくらいであれば私は気にしません。ただ、ここのファンドを購入していた主な理由がリターンの底上げなので、少し自分の考えとずれてきました。

 

おそらくこういったバリュー株投資は、リーマンショックのような大幅な調整が入り、株式市場が戻るときに強さを発揮すると思われます。現在のように株価が高止まりしている状況では、もしかしたらこういったファンドは運用が難しいのかもしれません。そこも理解をしたうえで、現時点では自分の望むリターンを享受できないのではという結論に達しました。しかし、どちらかというと下で述べている理由の方が大きくあります。

 

高いコスト

当ファンドのコストが少し高めというのが理由の2つ目です。先ほど通常であれば、多少のリターンの低下は気にしないと述べました。それが成り立つ理由としては、コストが低いケースです。

 

ただこちらは「信託報酬が純資産総額に対して 1.944%」、「信託財産留保額が申込受付日の翌営業日の基準価額に0.3%を乗じた額」となります。

 

インデックスファンドであれば信託報酬が0.3%を切る時代になり、また人気のアクティブファンドであるひふみプラスでは「信託報酬が、純資産総額に対して 最大1.0584%以内」であり「信託財産留保額がなし」ということを考えると、少し高めの印象を受けてしまいます。

 

高コストはリターンを自動的に押し下げてしまいますので、コストの高いファンドであれば、必然的に高いリターンを期待してしまいます。

 

投資先に対する意義

朝日Nvestグローバルバリュー株オープン」は一般的に、割安な投資先を見つけ適正価格になったら売却をするという戦略をとっています。もちろん内部的なところは分かりませんが、外から見る限りではリターンを追求したファンドのように見えます。

 

少し話が分かりにくくなってしまったかもしれませんが、逆の例として「結い2101」を考えてみたいと思います。「結い2101」は鎌倉投信さんが運用しているファンドで、社会的意義のある投資先を選定し、そこに投資を行っています。

 

それは「投資信託「結い2101」のご案内 」のページにある言葉からも分かります。

だからこそ、私たちは身近にある“結い”の言葉の価値を見つめ直し、 人が善く生きるための大切な想いとして、後世に伝えていきたいのです。

『結い 2101』は、これからの社会にほんとうに必要とされる会社、
皆さまがファンとなって応援したくなるようないい会社に投資する投資信託です。

投資信託には、皆でお金を持ち寄り合うことで、一人では買えないような会社や、 信頼し共感できる運用者が厳選する会社の株式を保有できるという良さがあります

 

ファンドに対する思いがリターンの追及の他にもあるのであれば、多少のパフォーマンスの下振れはあまり気にはしません。しかし、このあたりのコミュニケーションとして、リターン以外にも何かがあれば問題はないのですが、「朝日Nvestグローバルバリュー株オープン」はリターンの底上げという明確な目的で購入をしていたため、私の方針とずれてしまいました。

 

次の投資先はどうする?

この私のポートフォリオで8.6%を占めていた「朝日Nvestグローバルバリュー株オープン」は徐々に利益を確定し減らしていく予定です。「【必見】資産運用の損益計算とリスク管理が重要な理由とは?」でお話したように、単純にここのファンドを解約してしまうと、自分の想定しているリスク量と大きくずれてしまいます。キャッシュ(現金)にして他に移すにしても、自身のポートフォリオにあまり大きな影響が出ないように行わないといけません。

 

また別の候補として、「GCI エンダウメントファンド(成長型)」を考えています。ヘッジファンドも活用しているバランス型になるのですが、かなり期待をしています。実際私の知人も、今のところはこれで安定的なリターンを得られているようです。

 

こちらのファンドに関しては「エンダウメント投資戦略」という書籍も出ていますので、ご興味のある方は一度見てみると良いかと思います。

www.finance-tenshoku.com

 

(追記)

今月からGCI エンダウメントに投資をすることに決めました。

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▼以下は関連記事です。

気合をいれて書いたので少し長くなりましたが、私が実際にポートフォリオを作るときに考えていることになります。自分専用のファンドである「自分ファンド」を作るうえで考えてみたいことをまとめました。

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資産運用を行う上で、我々の大事なお金を振り分けてはいけないファンドの特徴をまとめました。今回の解約という結論に至るまでの、考え方のプロセスとして、補足になるかと思います。

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投資家(投機家)として有名なソロス氏の半生を描いた動画がyoutubeにありました。投機家というイメージが強いですが、実際はかなり綿密に考えたシナリオ(相場観)を持って、取引を行っています。より深く知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

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