【ステップ5】面接を通過しても気を抜けない 条件交渉のオファー面談

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前回「【ステップ4】面接通過間違いなしのテクニック7選」で紹介し、面接を通過したあなたを次に待っているのは、オファー面談(オファーミーティング / Offer Meeting)です。いよいよ大詰めで、気の抜けない局面になってきますので、どういったものなのかお話をさせていただければと思います。

 

 

オファーミーティングとは

オファーミーティングとは、条件提示面談とも呼ばれ、働く意志の最終確認とともに雇用契約内容について説明をされる場になります。つまりこのオファー面談では、今までの面接では出てこなかった現実的な部分の話をすることになります。

 

転職失敗・成功の分かれ道(10):転職は最後が肝心」では以下の点を確認内容として紹介しております。

  • 役職、所属部署、職務内容
  • 就業条件(特に年収額)
  • 入社日
  • オファー受諾の回答期日

今まで面接ではお互いのある種の理想論のような部分を話す機会が多く、あまり触れてこなかったかと思いますが、現実的にその会社で働く場合、雇用契約をするかどうかを決める上で非常に重要な内容になってきます。

 

オファーミーティングまでの流れ

オファーミーティングがどういった場なのかを理解したうえで、ではこのオファー面談がどのようにセットアップされて、どのように始められるのかを説明したいと思います。

 

採用結果の通知を受ける

まずあなたは最終面談を終わらせ、結果を待っている状態です。エージェントを利用していればエージェントから、エージェントを利用していなければ採用担当の方(通常は今までの部門長ではなく人事部の方)から連絡が来ます。無事合格となっていれば、この連絡であなたに内定の知らせが届くことになります。

 

あなたの意志の確認

内定の通知が来たら、ここであなたがどのくらいこのポジションに興味があるかを確認されます。最終面接で何か気になることがあり、気が変わったのであればここで伝えることもできるでしょうし、もしなければ今まで通り働く意志が強いことをお伝えしましょう。

 

内々定を受ける

あなたに働く意思がある場合、内々定を受けることになります。ここである程度の金額とポジション、タイトル(肩書)を提示されます。この段階では確定ではないですが、概ね内定で提示されるものと同等のものと考えていいでしょう。つまり、ここである程度現実的な話になります。

 

あまりにも希望していたものと乖離しているようであれば、この段階でその意思を伝えてもいいでしょう。ここは内定を出すにあたって、どの程度あなたと企業さんの間で意識に差があるかを確認し、もし差があるのであれば少しでも埋める場となります。あまりにも想定と違うようであれば、ここで採用が見送られる可能性もあります。

 

【ステップ2】エージェントには必ず登録しよう。人材紹介会社を使う5つのメリット」でお話をしましたが、エージェントを使っている場合、もし条件に不満があれば、彼らが企業と交渉にあたってくれます。条件交渉の場合、重要になってくるものはこのようなものになってきます。

  • あなたの入社の意思
  • あなたのスキル
  • 他社からのオファー

 

特に3つ目は重要です。もしあなたが他社からもオファーが出ていて、そちらの方が待遇が良い場合、それを根拠に交渉を有利に運ぶことができます。ただしここではあなたの働く意思が強いことが前提になってきます。「とてもこの会社で働きたいにもかかわらず、待遇面だけが他社の方が良いので、そこだけ改善いただけますか?」といった形で良い条件を引き出していきます。もちろん、毎回条件が良くなるわけではないですが、これはカウンターオファーとも呼ばれ、外資系金融の転職活動では良くある話ですので、先方もそのあたりは想定の範囲内だと考えていると思います。入社の意思がある場合、ここでOffer Meetingのセットアップがされます。

 

いざオファーミーティングへ

オファーミーティングに行くと、まずオファーレター(Offer Letter)が提示されます。このオファーレターがいわゆる内定になり、最終的なあなたへの条件提示となります。ある程度、内々定の段階で内容を聞いていますので、そこまで驚くようなことにはならないと思います。

 

また肩書や福利厚生なども詳しく説明がされます。内々定だと多くの場合、電話で行われるため少しわかりにくい部分もあるかもしれませんが、ここは対面で行われるので詳しく納得がいくまで話をすることができます。

 

オファーミーティングでやってはいけないこと

最後にオファーミーティングでの注意点をお話します。

 

内々定を受け取った時と主張を大きく変える

先ほどもお話したように、基本的に内々定の段階である程度の条件が提示されています。例えばここで「年収が700万円です」という提示を受けているのに、オファー面談で「年収800万円以上が希望」と言っては、企業へのあなたに対する印象を悪くしてしまいます。

 

正式な内定を出すには、企業内でも多くの承認を取る必要があり、非常に面倒なプロセスです。なるべくスムーズに行い、先方に迷惑をかけないためにも、一度納得したのであればあまり意見を大きく変えないでください。

 

大きく態度を変える

オファー面談は通常人事の人によって行われます。つまり今まであなたの面接を対応していた上司にあたる方ではなく、全くの別部署の方になります。直接の上司ではないからと言って、態度を変える(横柄な態度をとる)ことは望まれません。この段階では「お互いに」雇用契約を結んでいません。先方にも破棄をする権利はありますし、その人事の方とあなたの上司が密にコミュニケーションを取っていることも忘れてはいけません。あくまでも丁寧にかつ真摯に対応をいたしましょう。

 

分からないことを分からないままにする

これが一番重要ですが、分からないことを分からないままにする、納得がいかない部分を妥協するということだけは避けないといけません。ついつい忘れがちなのですが、あなたのゴールは内定を取ることではありません。採用はあくまでも次のスタートにしかなりません。納得のいかない条件で雇用契約にサインをしてしまいますと、後ほど苦しむのはあなたです。すべてをクリアーにし、納得の上でサインをしましょう。特にあなたの受けている外資系金融がある欧米は契約社会です。契約内容を理解せずにサインすることは、非常に危険だという認識を改めて持ってください。

 

終わりに

このオファー面談は今までの面談と違って、非常に現実的な部分の話をする場になります。でも先方も今まであなたと数々の面談の場を持ってきていますので、ぜひ納得の上で来てほしいと思っていますので、気になることは何でも言ってしまいましょう。もし交渉をすることに不安のある方は、ぜひエージェントに登録をし、代行してもらいましょう。でも最終的な決断をするのはあなたです。納得の上で内定を受けるようにしましょう。

 

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JACリクルートメントさんに行ってきたときの話です。おすすめのエージェントさんです。

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 2016年12月期の日本における外資金融の業績です。

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