仮想通貨も投資対象?分散投資の選択肢の1つとする可能性。

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今回は仮想通貨に関してです。私自身、今まで仮想通貨というのはあまり手を出してきませんでした。しかし、規制もされつつある今、分散投資の一環として、資産の一部であれば、長期的に持った方が良いかもと思うようになりました。ここで言う「資産の一部」というのは、総資産のうちの4~5%ほどを私は想定しております。

 

 

仮想通貨は実体がない?はちょっと違う

まず仮想通貨への批判として多いのが、「実体がない」ものであるということ。つまり、価値のほとんどないものに関して、高い価値が付けられてしまっているということです

 

私はここは少し違うのではと感じています。例えば、日本円であっても製造コストはほぼゼロに近いからです。「1万円の製造コストは20円? 額面以上の通貨は「◯円」 | ZUU online」にあるように、1万円を作るのに、20円程度しかコストとしてはかかっていません。

 

ではなぜこの1万円に1万円の価値があるとされているのか。それはその日本円というものに対する信用で成り立っているからです。同様の考え方をすれば、仮想通貨に対する信用があれば、価値が上がるのは、理にかなったことだと考えます。

 

外資系金融機関は虎視眈々とビジネスチャンスを伺う

昨年末に「ゴールドマン、仮想通貨のトレーディングデスク設置へ-関係者 - Bloomberg」というニュースが、Bloomberg社より報じられました。世界最大手の金融機関の今後の動向に注目が集まっています。

 

同時に他の金融機関がどういったスタンスをとっているのか調べてみたところ、とても分かりやすいサイトがございました。

consensysmediajapan.com

 

こちらのサイトにある情報を簡単にまとめると以下のようになります。

ゴールドマンサックス
ゴールドマンサックスグループは新たなビジネスの対象分野として仮想通貨に対し積極的な姿勢を示しています。

JPモルガン
送金システムを基盤とする商業銀行業務をメインビジネスとするJPモルガンにとって、送金コストの低さで優位性を持つ仮想通貨は必ずしも歓迎できるものではないのかもしれません。

バンクオブアメリカ
同行の仮想通貨に対する発言は散見されないものの、ブロックチェーン・仮想通貨関連の特許申請を積極的にしている点が特徴的です。

UBS
富裕層向けの資産管理で世界最大手とあり、ボラティリティーがあまりに高く不安定な相場が続く仮想通貨に対しては非常に慎重な姿勢を保っているようです。

 

(中略)

 

仮想通貨関連の新市場で先物の需要は確かにあり、取引仲介者として既存の金融機関にとってビジネスチャンスとなると考えられます。中国や韓国のような厳格な規制がまだなされていない欧米では顧客のニーズに応える形で今後、ビットコインやイーサリアムに関わる金融商品の開発が進むかもしれません。

 

現時点ではこの分野への参入に対する温度差はあるものの、どこの銀行さんにとっても関心事の1つであり、ビジネスチャンスを伺っているという点では一致していると見られます。

 

仮想通貨は規制の動向に敏感

数日前(1月16日)に、ビットコインを始めとした仮想通貨市場が大幅な下落を見せました。「ビットコインの大暴落の原因は仮想通貨規制!?BTC1月16日の下落について」にもあるように、各国(特に仮想通貨に大きな影響を持つ中国)で、仮想通貨に対する規制が強まるのではとの思惑が広まったからとの見方が広まっています。

 

これにより一時、ビットコインは節目の100万円を下回る水準まで値を下げました。その他の通貨も軒並み下落したものの、今は130万円水準まで値を戻しています。

 

これらの出来事が意味するところは?

「仮想通貨も他の通貨同様、信用で成り立っている」「外資系金融機関も注目」「規制動向に敏感」という3点を紹介してきました。これらは仮想通貨の動きをより予測不可能にさせる面もあるものの、長期的には制度作りの一環として重要な側面があると考えています。

 

今までであれば仮想通貨が何百倍、何千倍になったというニュースが報じられました。いわゆる億り人と呼ばれる人たちが誕生したとも言われています。今後はこういった短期的な値動きは落ち着きを見せる一方で、仮想通貨・暗号通貨といったものが我々の生活に入ってくることは、想定できるシナリオだと考えています。そうなると今後は投機的な面だけではなく実需的な面で、この仮想通貨市場が動いていくことも想定されます。

 

終わりに

ここ数年の仮想通貨市場を見ると、短期的かつ投機的な動きが非常に強かったです。しかし今後は規制も整備され、また大手の金融機関も入ってくることで、少し様相が変わってくるのではと思います。加えて、フィンテックという分野は、まだ始まったばかりでこの分野に実需が入ってきて需要が高まってくるのはこれからです。

 

今後もしばらくは短期的な思惑で、市場のボラティリティは高くなるかと思いますが、仮想通貨のテクノロジーは社会にとって必要なものではあります。正しいコインをリスクを抑えながら、長期で持っていくことができれば、資産効果も期待できると思います。

 

投資には全て当てはまることですが、あくまでもゼロになっても良い金額で行うことが大事です。それが私自身で言えば、最初に言った総資産の内の4~5%程度となります。特にこの仮想通貨はまだ未知数な部分が大きいです。自身のポートフォリオへのスパイスとなる程度で行うことが大事だと思います。

 

追記:今月26日にコインチェックから、「顧客から預かる約580億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出」というショッキングな出来事がありました。取引所に仮想通貨や資産を置いておくことへのリスクというものを意識せざるを得ない出来事と言えると思います。仮想通貨に限らず、資産は必ず自身で守り、あくまでも投資は資産の一部(なくなっても良い分)で行うことを心がけてください。

www.nikkei.com

 

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