全ての人が必ず投資すべきものは『時間』だと思う

f:id:finance_blog:20171022133448j:plain

「全ての人が最優先に投資すべき対象とは何だろう?」ということについて考えてみたいと思います。投資対象を考えたときに、どういったものが思いつくでしょうか。株、不動産、外貨・・・・いろいろあると思います。

 

私が今思うものは「時間」だと思います。どのような手段であれ、この「時間」というものに投資をしないといけないと思っております

 

 

なぜ時間に投資すべきなのか

「時間」に投資ということを考えられている方というのはどのくらいいるのでしょうか。実際これに気がついている人とそうでない人は大きな差が出てきてしまうと思います。それはなぜか。。。

 

それは時間は取り戻せないからです。例えば以下の2つの選択肢のうち、あなたが現時点で絶対にできないと思うのはどちらでしょう。

  1. 10億円を稼ぐ
  2. 10秒前の世界に戻る

 

いかがでしょう。10億円を稼ぐというのは方法はなんであれ、100%不可能ではないかと思います。では10秒前の世界に戻るというのはどうでしょう。たったの10秒です。それでも現在のテクノロジーや考えでは戻ることはできません時間というのは、どんな人にも平等に振り分けられていると同時に、過ぎた時間は取り戻せないという特性があります。

 

時間に投資するということはどういうことか。

過去に「お金だけではない これは「消費」か「投資」か / 主体的に生きていく大事な問い」という記事で、「消費か投資か」というコンセプトをお話ししました。その中で以下の3つの例を挙げさせていただきました。

【ケース1:このタクシーは必要?】
【ケース2:どこに住むのが良い選択?】
【ケース3:この残業は必要?】

これらは結果的には時間に投資するかどうかという話にもつながってきます。もっと身近な例で言うと家電というのも時間に投資しているかどうかという処につながってきます。

 

例えば現在では洗濯機はどこにでもあります。昔は手洗いで洗濯をしていました。ただ現代社会ではそれでは時間がかかりすぎるし、思ったほど汚れが落ちないということで皆さん洗濯機を買っています。つまり全ての人が多かれ少なかれ時間というものに投資を行っているのです。

 

ビジネスの世界ではどうか

今回はビジネスの世界を見てみよう。現在、吸収・合併と呼ばれるM&Aが非常に盛んです。これは結局は会社を購入することにより、時間を購入しているのと同じことになります。例えばあなたが焼肉屋を始めようとしている。焼肉屋の経験もない、ノウハウもない、ではどうするか。すでに成功している焼肉屋を買ってしまえばいいのです。

 

そうすれば、焼肉屋のノウハウを身につけることもできるし、そのお店が築いてきた評判や信頼というものを一度に得ることができます。もしこれを1から得ようとしたら数年はかかるでしょう。お金での投資ということで時間を得ることができるのです。

 

実生活ではどうか。

ここまで見て、たしかになと思っていただけたとして、今度は自分の生活を見てみましょう。例えばいづれかのケースがあなたに当てはまっていないでしょうか。

  • 時間を差し出し対価を得ている
  • 嫌なことでも「石の上にも三年」と言って我慢している
  • お金の節約と言って、無理な生活を行っている

これらが合理的でないことはお分かりいただけるだろうか。簡単にだが、1つずつ見ていきたいと思う。

 

時間を差し出し対価を得ている

これでよく持ち出される例はアルバイトだ。つまり時給で働くもの。あなたの成果に関わらず(多少の加減はあるが)、時給という形で対価が支給される。長く働ければ働く穂と給与はあがる。

 

あるいはサラリーマンの行う残業。今月は出費が多いから少し残業で稼ごう。あるいは上司に気に入られたい、やる気を認めてもらいたいから残業をしよう。これらは全く合理的ではない。なぜならば時間は有限であり、取り戻すことができないからだ。こういったケースの場合、あなたが行うべきことはより長い労働時間を提供することではなく、時間の単価(平たく言えば時給)をあげることだ。

 

嫌なことでも「石の上にも三年」と言って我慢している

他にもこういうケースがある。あなたは今の職場に満足していない。すぐにでも出たいと思っている。いわゆる転職だ。しかしよく言われる言葉で「石の上にも三年」というものがある。つまりたとえ嫌でも3年は我慢しろというもの。

 

これも合理性には欠いている。例えば私自身採用を行ってもいるが、3年ちょっとで面接に来たからと言って特別に優遇をすることはない。3年良く頑張りましたねということはない。むしろ職を移ることをもっと早い段階で考えていたのであれば、なぜその時に行動しなかったのだろうという方が気になってしまう。正直ここで言う3年というものにあまり意味はないのだ。何となく我慢を美徳とする日本人の文化で美化をされてしまったのではと推察するが、私自身もっと時間を大事にしてほしいという考えの方が強く感じる。

 

お金の節約と言って、無理な生活を行っている

これはどうだろう。かなり実生活部分に落とし込んでいる。例えばお金の節約と言って、寒いのにエアコンを入れない、不健康な食生活をするといったことに心当たりはないだろうか。これでもし体調を崩してしまったらどうするのだろう。その間は何もできなくなってしまう。また医療費というものが結果的には余計にかかってきてしまう。

 

その場合の経済的ネガティブなインパクトは非常に大きい。ちょっとしたお金の節約ということで無理をするのであれば結局はそれはより大きな支出につながることを忘れないでほしい。

 

とはいえ、この経済的な節約が最終的には時間への投資につながるのであれば必要なケースもある。例えば今からいつまでに何百万円を貯めて、自分のやりたい仕事を行っている会社を買うということであれば、資本は必要だし最終的には時間の投資につながるので積極的に行うべきだと思う。結局は何をゴールとしているかという点につながってくる。

 

まとめ

今回は「時間」というものの価値を再度見直してほしいと訴えたく、「時間の有限性と希少性(過ぎたものは戻せない)」という点をお話させていただいた。だからこそ時間への投資は大事なのである。またこれは自分の時間だけではなく、人の時間という点でも同じということを付け加えさせていただきたい。つまり自分の時間と同じように他人の時間も大事だということを認識するということだ。

 

例えば、待ち合わせ時間に遅れるというのは言語道断である。なぜならば、あなたのために有限で貴重な時間を割き、あなたが現れると言っていた時間に到着するためにいろいろな決断を行ったにもかかわらずそれを裏切ったことになるからだ。

 

今回の内容を読んで、少しでも時間というものの大切さを再度考えていただければ、幸いです。